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つげ義春の世界。

孤高の漫画家、つげ義春が好きです。

つげ氏の描くシュールで文学的な世界は唯一無二で、
後世の多くの漫画家、作家、ミュージシャン等に影響を与えております。

P8070025.jpg

そのつげ氏がかつてアシスタントをしていたのが、鬼太郎でおなじみの水木しげる 。
代表作「ねじ式」に代表される、まるでリトグラフのような細かな線で陰影をつけていく画風に、水木氏の影響が見え隠れします。
水木しげる記念館のオープン時に、写真展示室にて、『天才漫画家のつげ義春氏といっしょに』という説明文と二人のツーショット写真を見つけ、ひとりニンマリしたのを思い出します…。



つげ義春は、60年代から70年代にかけて伝説的漫画雑誌「ガロ」等で活躍した漫画家で、代表作に「ねじ式」、「紅い花」などがあります。
その後も「無能の人」などの傑作を世に送り出し、80年代には画風もガラリと変えて、さらにぶっとんだ作品を発表していきました。
しかしながら、つげ氏は寡作でとにかく漫画を描きたがらない…。
さらには、ここ数年は俗世間との関わりを絶ち、まるで仙人のような暮らしぶりで、今では何をしてるのかも分かりません…。

「ちびまる子ちゃん」や「ツレがうつになりまして」といったエッセイマンガも、実はつげ氏が開拓したジャンル。
けれども、つげ氏のあまりにシュール過ぎる世界とノイローゼ持ちのつげ氏の精神状態にひきずられた暗い世界が、広く世の中に認知されることはありませんでした…。

その不条理な世界は、アメリカのマンガ研究書や手塚治虫氏の「マンガの描き方」でも紹介されてます。
また、その不条理さは漫画だけにとどまらず、ただひたすらにその日見た夢を書き綴っていく(!)という夢日記本の出版にまで及びました。(これが最高に意味不明。)


いまでこそ色々と映画化なんかもされ、天才漫画家的な扱いではありますが、知る人ぞ知る孤高の存在というポジションは今も変わらないままです…。

P8070032.jpg


そんなつげ氏の描く世界に初めて触れる人は、そのシュールな世界におおいに戸惑うことでしょう。
どこが良いのかさっぱりワケが分かんない人もいるはずです。
しかし、なんとなく文学的な匂いは感じ取れるはず…。

表面には見えない、その背後にある、やるせない何かモヤモヤとした感覚は、どことなく正体の分からない思春期の憂いと似ています。

そしてそれが妙に心地よい…。

これは、
単純明快な鳥山明氏とかの漫画には全くない要素です。(もちろん鳥山氏は鳥山氏で面白いです…。)

わびさびのわかる日本人でよかったと思える作家です。


「平成」は便利でスマートな世の中です。

が、時折「昭和」が持っていた不器用さや熱さ、いかがわしさが懐かしくなります。
合理的にはなりましたが、人間臭さみたいなものが無くなった気がします。

そしてつげ氏の作品は、いつだって、
そんな不器用で武骨な「昭和」で溢れている…。


気になった方は、小説などの文庫本の棚にも置いてあるので、手に取ってみてください…。






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