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気まぐれナタンの洋楽名盤100選 第9回 UFO 『新たなる殺意』

かつて日本で『神』と呼ばれたギタリストがいる。

エリック・クラプトンやエディ・ヴァンヘイレンではない。

マイケル・シェンカーである。


遡ること1973年。

ドイツをライブ・ツアー中だった英国のロック・バンド『UFO』(ユー・エフ・オー)に見込まれ、バンドに飛び込んだのが弱冠18歳の時。
母国ドイツを離れ、英語がしゃべれないのに一人でイギリスに渡った彼が、唯一自己を表現できる手段、それがギターだった。

才能があり、若くてルックスも良い彼は、瞬く間にバンドの人気者となるが、(彼はブロンドの髪をふりみだし、フライングVギターを股にはさんで弾く…。そしてこれがカッコイイ…。)それが他のメンバーとの軋轢を生み、バンド内で孤立を深めていく。(意味も無く殴られることもあったらしい…。)

ufo3.jpg

言葉が通じず、コミュニケーションもままならない大人達の世界で苦悩し、ただひたすらギターに没頭する日々。
もはやギターにしか自身の存在意義を見い出せなかったという。

そんな彼のギターから生み出されるメロディは、当時、本当に神がかっていた。
情念というか「魂」が乗り移っていた…。

ufo77.jpg
UFO【1977年】やはりマイケルだけ目がうつろだ…。
http://www.youtube.com/watch?v=GpUsULr_uLw


よく、UFOをやめてからの、英語をマスターしキャラが明るくなってからのマイケルのギターは、どこか物足りないと言われるが、私も同意見。

やはり『苦悩』に満ちたUFO時代のギター・プレイが一番凄かった。

典型的「ゴッホ」タイプ。(あるいはベートーベンか。)


UFOも然り。
乗組員を変え、現在も飛行中のこの英国産ロックバンドも、やはりマイケル乗船時代が格段に評価が高い。

具体的には、アルバム『現象』から『宇宙征服』までの5枚のスタジオ盤と、『UFOライブ』の計6枚。

特にこの6枚は、イギリスのデザイン集団「ヒプノシス」の芸術的なレコード・ジャケットでも有名だ。


どのアルバムも甲乙つけがたいが、UFOの最高傑作と言えば、やはりマイケル加入後初の『現象』か、
今回紹介する『新たなる殺意』になる。

LINK

このアルバムは、従来のハードなロックに、オーケストラをからめるなど、アメリカン・マーケット強く意識した「ポップな」音像で丁寧に作り込まれた。
それによってアメリカでもトップ30にランクインし、ようやく世界的な成功をおさめるのだが、それとは反比例してマイケルの精神状態はボロボロだったようだ。

この直後マイケルは謎の失踪ー。
その後バンドに連れ戻され、アルバム『宇宙征服』を製作。
さらなる大成功をおさめるも、耐えきれずついに宇宙船を降りることに…。(UFOは別の敏腕ギタリストを乗船させるも、失速…。)


その後マイケルは、一時『人間やめますか』状態となり音楽シーンから姿を消すが、過酷なリハビリの後、自らのバンドをひっさげて見事に復活。
その後1993年にはUFOに再び乗船するサプライズもあったが、再び下船。
現在はまた自己のバンドで活躍中だ。


さて、このアルバムの一番の聴き所は、やはりマイケルの情念ギターになるが、
もう一人、リーダー 、フィル・モグの甘くかすれた、哀愁のヴォーカルも忘れてはならない。
現在もUFOというバンドが飛行を続けていられるのは、ズバリ!この人の魅力によるものだ。

哀愁のギターとストリングスが泣きまくるバラード『トライ・ミー』。

ひたすらハード&ヘヴィな楽曲に、マイケルの驚異のギターがからむ『ライツ・アウト』。

そしてアルバム・ラストの『ラブ・トゥ・ラブ』…。
この繊密に構築された楽曲が実に美しい。
フィルの歌う哀愁のメロディは、甘過ぎない絶妙なバランスで、そこにオーケストラ、キーボード、マイケルのギターなどが複雑にからんでいく…。

そして、そこで歌われるのは『夜のバーにギター…荒れ果てたモーテル…かすんだグリーンとブルー…』
といったフィルお得意のハードボイルドな世界。

UFOというバンドの懐の深さを感じさせられる名曲中の名曲だ。

ufo4.jpg



UFOは今まで2回見ている。2回目は中野サンプラザ、復活マイケル乗船時だった。

そこには元気なおっさんマイケルがいた。

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